※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

19日沖縄入りした北沢防衛大臣は、20日朝、県庁で仲井真知事と会談し、基地負担軽減策を示した上で、改めて日米合意の実現に向け理解を求めました。

北沢俊美防衛大臣は、嘉手納基地のF15戦闘機の訓練の一部を最大20機、最大20日程度グアムに移転することを日米合同委員会で合意したことや、金武町のギンバル訓練場の返還にめどが立ったことなど、基地負担軽減の具体策を示しました。

これに対し、仲井真知事は、北沢大臣に対して普天間基地の県外移設や危険性の除去など国に負担軽減の取り組みを求める9項目の要望書を提出しました。

北沢大臣は「簡単にできるものではない、十分承知しています。沖縄の人に負担軽減を実感できるものにしたい」と話しました。

仲井真知事は、会談後、一部訓練をグアムに移転することについて、「意味のあるものなのかみていきたい」と今後の状況を見守るとしました。21日は枝野官房長官が沖縄入りする予定です。