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工事現場でクレーンの転倒事故が相次いで発生しているため、沖縄労働局は18日、関係団体と合同で工事現場のパトロールを行いました。

このパトロールは、2010年12月に那覇市首里で住宅の基礎工事を行っていたクレーンが転倒し、電柱や民家の車庫に倒れこむ事故が発生するなど、クレーンが絡む事故が相次いでいることを受け、沖縄労働局が行ったものです。パトロールには日本クレーン協会などの関係団体も参加しました。

参加者は那覇市天久の学校建設現場を訪ね、クレーンの作業半径内が立ち入り禁止になっているか、作業員同士の合図がなされているかなど、37項目にわたってチェックしていました。

労働局によりますと、クレーン事故の原因はそのほとんどが基本的な確認事項を怠ったことにあるといわれ、労働局職員は「今一度、安全意識を高めてほしい」と呼びかけていました。