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2011年に公開される映画の出演者と沖縄戦体験者らを交えた公開授業が22日、糸満市で開かれました。

戦争体験者で語り部の安里要江さんは「砲弾の音、機関銃の音、パラパラパラーって聞こえたら間近に迫った敵」と戦場の様子を話しました。

公開授業は、沖縄戦の語り部として活動する戦争体験者の安里要江さんと戦跡ガイドの松永光雄さん、そして来年2月に公開予定の映画「太平洋の奇跡」で主演を務める俳優の竹野内豊さんの3人で行われました。

竹野内豊さんは「本当に今の時代と当時とは、命の重みがまったく違うと思います」と話し、松永光雄さんは「人間の命の尊さ、人間の命ほど尊いものはないというのをこれからもずっと伝えていきたいし、そのことをわかっていただきたい」と呼びかけました。