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先週末の菅総理に続き、21日は前原外務大臣が沖縄を訪問、知事と会談しました。謝罪と理解を繰り返す前原大臣でしたが、今回は小学校など周辺施設の移転にも言及しました。

21日、那覇市内で仲井真知事と会談した前原大臣。普天間移設を受け入れる代わりに嘉手納より南にある基地を返還させるなど、総合的に負担の軽減につなげたいと理解を求めましたが、知事は逆に「先に返せる所は返してほしい」と要望しました。

また会見で、前原大臣は辺野古移設を受け入れてもらえない場合「普天間基地の継続使用にならざるを得ない」との考えを示すとともに周辺施設の移転について「普天間第二小学校とか近接の病院、特に沖縄県からご要望いただければ、政府として前向きにしっかり考えたい」と述べました。

これに対し仲井真知事は会談後「完全なすれ違いと言いますか、そういう状況」と述べました。

前原大臣は来月も沖縄を訪問したいと話しましたが、県との隔たりは大きく、解決の糸口は見つかりそうにもありません。