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宜野湾市の安里猛市長は15日、「菅総理に普天間基地の現状を見てほしい」と述べました。宜野湾市議会は15日から一般質問が始まり、普天間基地の移設問題と危険性除去について市長の考えを質した呉屋等議員に対し、安里市長は次のように答えました。

「総理が沖縄にいらっしゃるということでございますが、やはり普天間飛行場の実態というものを直に見て頂きたいと思います」

また、伊波前市長と共に主張していた海兵隊のグアム移転論の実現性については「日米の計画では、2014年までに移転することになっているがグアム側の環境アセスの問題などで、少なくとも3年は遅れると考えている」と述べ、その間、基地の運用ルールや環境基準の順守を日米両政府に求めながら危険性除去に取り組んでいきたいとの考えを示しました。