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65年前の12月、石川と越来の間で、沖縄本島では戦後初の電話回線が開通します。

戦争によって、明治から築き上げた電信電話の全ての施設が焼失。沖縄の電話事業は「無」の状態からの再建となりました。

石川の沖縄諮詢会通信部は、アメリカ軍の交換機など払い下げ資材を丹念に修理し、65年前の12月25日、石川―越来間に電話回線が開通します。

1953年頃に本島・離島に電話回戦がほぼ通り、その年の10月、那覇―大阪間の電話が開通、8年ぶりに本土との通話が実現しました。近況や戦時中の出来事を伝え合い、沖縄と日本の距離が少し縮まったと当時の新聞記事は伝えています。