※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

政府は、普天間基地を名護市辺野古に移設するとした日米合意の履行を目指すことを強調し、県民に受け入れを甘受してほしいと述べました。

仙石官房長官は13日の定例会見で「沖縄の皆さんには誠に申し訳ない部分はあるが、この際、5月28日の合意、日米政府との合意を誠実に履行させてもらいたいということを、これは七重の膝を八重に折ってでもお願いしなければいけない」と述べ、沖縄の理解を得たいとする政府の意向を強調するとともに今月17日に沖縄を訪問する予定の菅総理をサポートしたいと述べました。

一方、沖縄を訪れていた福山官房副長官も13日、「沖縄の振興について議論を深めたい」としながらも日米合意順守という政府の立場を強調しました。

県外移設を主張する仲井真知事と総理との会談では、協議の進展は見込めない状況です。