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高齢者の認知症の予防方法についての講演会が13日、那覇市で開かれました。

那覇市が開催した講演会には市民およそ380人が詰めかけ会場は満員。講師をつとめた東京都健康長寿医療センターの宇良千秋客員研究員は「認知症は発症を抑えることができる」として予防方法を詳しく解説しました。

宇良さんは「閉じこもりがちであまり人とお付き合いしない人は、言葉を使う機会も減りますし、思考力を使う機会も減りますし、記憶力を使う機会も減るかもしれない。そういうことが認知症の発症率と関係しているかもしれません」と話し、また、野菜や果物、魚などを多く取ることや日常生活に運動を取り入れることなどで認知症の原因となるアルツハイマー病を予防できることも紹介されました。

国内では85歳以上のお年寄りのうち、3人に1人は認知症と言われていて、参加者は熱心に講演に聞き入っていました。