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長年、消費者金融などに法定利息を超える金額を払い続けたとして、県内390人あまりが過払い金の返還を求め、14日、那覇地裁に一斉提訴しました。

今回で13回目となる一斉提訴では大手消費者金融などに対しいわゆる「グレーゾーン金利」を払わされていたとして払い過ぎた利息の返還を求めています。

今回、県内で申し立てをした債務者は392人、返還金の総額はおよそ3億7600万円で14日午前、那覇地裁に訴状を提出しました。沖縄クレジット・サラ金被害をなくす会の仲山忠克会長は「払いすぎたお金を取り戻して生活と営業の再建に当てると。そういうことが基本的な目的」と今回の提訴について話していました。

一斉提訴は今回で13回目となりますが被害をなくす会では、「本人が利息を払い過ぎていることに気づいていないケースもある」として心当たりのある人へ相談を呼びかけています。