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先月西原町の石油精製所でタンカーから燃料が漏れ、広範囲にわたって油が流出した事故で、石油製瀬所の社長が10日、県庁を訪れ謝罪しました。

この事故は先月24日、西原町の南西石油で、オイルを積み込もうとしたタンカーが桟橋に衝突して燃料が流出。漏れた油は本島南部の東海岸一帯に漂着し、漁業や環境に影響を与えているものです。

この事故で、南西石油の川上オズワルド社長が、上原副知事を訪ね、事故の発生と通報の遅れを謝罪しました。

これに対して上原副知事は、油の拡散防止策が不十分であり、県への報告の遅れは遺憾だと述べた上で、事故原因の究明と再発防止策を徹底し、漁業被害や環境汚染には誠意を持って対応するよう求めました。

南西石油は流出した油の回収作業を行っていますが、汚染地域は中城湾や南城市知念などへ広範囲に広がっています。