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西表島沖で25人の乗組員が乗ったパナマ船籍の船が行方不明になっていることがわかりました。

第11管区海上保安本部によりますと、10日午前1時過ぎ、台湾の海難救助センターから「西表島の南およそ340キロメートルで貨物船と連絡が取れなくなり捜索に協力してほしい」と連絡がありました。

行方不明になっているのは、パナマ船籍の「ナスコダイアモンド」で、25人の中国人が乗り組んでいるということです。

現在、11管と海上自衛隊が台湾側と共同で現場海域を捜索しています。これまでに、現場付近の海上で、2隻の救命いかだが発見されていますが、貨物船や乗組員は見つかっていません。

船は、およそ5万5000トンのニッケル鉱石を積んでいて、連絡が途絶える前の9日正午ごろ船体が左に傾いていると報告があったということです。