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およそ2万年前の人骨が発見された白保竿根田原洞穴の発掘調査は、今後調査が行える状態で保存されることになりました。

ことし2月、新石垣空港の建設現場で骨を直接鑑定する方法では国内最古となる、およそ2万年前の人骨が発見され、県が8月から発掘調査を実施してきました。

しかし、上層部の地層から予想以上の大量の出土品が出たことで、調査は対象区域の15%にとどまり、当初の目的だった旧石器時代の地層は手付かずのままです。

15日の発掘調査委員会では空港完成後も調査ができるよう、航空機の運用に支障をきたさない階段状の段掘りで現地保存を行なうと結論が出されました。