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沖縄平和賞に国内外でエイズの予防啓発活動や乳児の健診などを行う「国際保健協力市民の会」が選ばれ、15日に名護市で授賞式が行われました。

沖縄平和賞は沖縄と関わりの深いアジア・太平洋地域の平和の構築に貢献した個人や団体を表彰するもので、2年に1度、表彰が行われています。

5回目の2010年はタイやカンボジア、東ティモールなどでエイズの予防啓発活動や乳児の検診、また、日本国内に住む外国人に対する無料健康相談などを行っている国際保健協力市民の会「シェア」が選ばれました。

国際保健協力市民の会・沢田貴志副代表は「貧しい開発途上国の医療の現状を、そこに暮らす人々の生活の様子を見てきた私達にとって、人々の命が守られる環境作りが平和で安定した国際社会の実現には不可欠と感じています」とあいさつしました。

シェアには宇宙の広がりや調和を表現した石碑の他に、賞金1000万円が贈られました。