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嘉手納基地の滑走路の改修工事に伴いアメリカ軍機が普天間基地や那覇空港に目的地を変更することに対して、県議会は10月14日、目的地変更の中止を求める抗議決議を可決しました。

アメリカ軍は、10月から嘉手納基地の滑走路の改修工事を始めていて、工事が終了する2012年3月まで嘉手納基地の滑走路を使用できない場合、普天間基地や那覇空港を使用する可能性が高いと発表しています。

普天間基地の周辺住民はアメリカ軍機の目的地変更に伴ってこれまで以上の激しい騒音に悩まされています。

10月14日の県議会ではこの問題について「航空機の目的地変更は悪天候や事故で滑走路が閉鎖された場合に限られるべきだ」として、アメリカ軍機の普天間基地や那覇空港への目的地変更の中止を求める意見書と抗議決議を可決しました。

県議会米軍基地関係特別委員会のメンバーは、10月15日、この決議文を持ってアメリカ軍に直接中止を要請します。