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厳しい雇用情勢が続く中高卒者の就職を支援しようと13日、緊急の協議会が開かれました。これは、高卒者の雇用状況について共通理解を図ろうと県教育庁が開催したもので、各県立高校の就職指導担当者が出席しました。

来年3月卒業予定の県内の高校生のうち、就職を希望しているのはおよそ2300人ですがこれに対して求人の数は8月末現在で去年より7.2%少ない1100件と、厳しさを増しています。協議会では1、2年生の時から生徒に就職を意識させることや資格の取得など様々な取り組みを学校や家庭が一体となって支援することを確認しました。

また、県や企業と連携を取りながら独自の求人開拓を行っている学校の事例も報告されました。教育庁では来年春までに希望者全員の就職を目指したいとしています。