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7日午前、陸上自衛隊の幹部候補生300人あまりがアメリカ海兵隊のキャンプシュワブで訓練などを研修しました。自衛隊は、基地の日米共同使用や自衛隊強化との関連性については否定しています。

キャンプシュワブに入ったのは福岡県久留米市にある陸上自衛隊幹部候補生学校の22歳から24歳の学生、およそ340人で、7日午前8時過ぎ、大型バスおよそ10台で基地に入りました。

陸上自衛隊幹部候補生学校・林優総務課長は「海兵隊の編成や訓練展示とか、あるいは装備品等を見たというふうに聞いております。(Q:訓練自体も見たわけですか?)そうですね、そういう予定になっておりました」と話していました。

7日朝、辺野古の海岸では水陸両用車の訓練も実施されていて、これらを見学したものと見られます。

「Q.北沢防衛大臣は(基地の)共同使用を明確に話していたがそういう関わりはありませんか?」との問いには『全くそれとは関係ありません』と話し、また「Q.自衛隊の強化に関して話し合われたということもありませんか?」という質問には『それはないですね、あくまでも幹部候補生の教育の一環で毎年やっているものですので、全く関係はありません』と答えました。

沖縄のアメリカ軍基地で研修を毎年行っているという陸上自衛隊。この事実をどのくらいの県民が知っているのでしょうか。