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景気は回復傾向と言われていますが、高校生たちにとっては厳しい状況が続いています。2011年春卒業予定の高校生を対象にした就職面接会が宜野湾市で開かれました。

この面接会は沖縄労働局などが開いたもので、県内51の高校から2011年の春に卒業予定の高校3年生490人が参加。一方、企業は45社が参加して生徒一人一人と面接を行いました。

沖縄労働局によりますと。2011年春卒業予定の高校生を対象にした求人は県内企業がほぼ2009年並みだったものの。県外企業は2009年の同じ時期と比べおよそ100人も減っています。これは景気は回復しているものの、まだ先行きが不透明なため、企業が採用を見合わせているためだということです。

高校生は「厳しいと思います。県内もあまり来ていないみたいなので。頑張っていきたいと思います」「求人も年々減っているということで、難しくなっているんだと実感しました」「とても大変です。できる限り、多く頑張ろうと思っています」と話していました。

厳しい中で就職活動を始めた高校生たちですが「人の役に立てる仕事がしたい」などと夢を語るその姿に、早く景気が回復することを願わずにはいられませんでした。