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9月20日から26日は動物愛護週間です。那覇市では愛犬を自由に走らせることができるドッグランがお目見えしました。

ドッグランは広場に囲いを設けてその中で犬を自由に走らせるもので、普段リードでつながれているペットにとってはストレス解消になるそうです。

ドッグランを設置したのは豊見城市などにある動物病院で、愛犬家が集まってコミュニケーションを深めることで飼い主のマナーアップにつなげたいと話しています。

獣医師の具志堅一郎さんは「ノーリードじゃなくて、ちゃんとリードをつけて散歩をする。ノーリードでいいところを最終的に我々が一緒になって作っていくことができればと思っています」と話していました。

最近では犬の散歩を禁じている公園もあることから、ドッグランの開放的なスペースに、犬たちは楽しそうに走り回っていました。

沖縄市の動物園・沖縄こどもの国では、園で死んだ動物たちの慰霊祭が開かれました。この動物愛護週間に合わせて、命ある動物たちへの愛護の心を育んでもらおうと毎年開いていて、ことしで35回目です。

慰霊祭には園の職員や関係者などおよそ20人が参加、死んでしまった動物たちの中には、国内最高齢の31歳だったキリンのたかこもいます。式では動物たちが好きだったパンやバナナなどを供え、冥福を祈っていました。

比嘉園長は「亡くなった動物たちには命の大切さを教えてもらった。感謝したい。愛護週間がなくても命あるものを大事にすることが当たり前になってほしい」と話していました。

沖縄こどもの国では今月26日まで、動物愛護図画コンクール作品展など週間にちなんだ様々なイベントが開かれています。