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65年前のきょう、沖縄からアメリカ陸軍が撤退を開始。軍政統治の権限を海軍に移行させるためでした。

9月2日にアメリカ軍は、それまで陸軍が担っていた軍政統治作戦を海軍に移行する命令を出します。「アメリカ海軍軍政政治報告」によると、当時、軍政府要員として沖縄に配置された軍人は陸軍将校160人、海軍将校338人、通訳兵や下士官など2270人がいましたが、異動を言い渡されたすべての陸軍将校が65年前のきょう、韓国にむけて出発。軍政府は残された陸軍の通訳兵と海軍のみでの新体制となりました。

しかし海軍は当時、兵力削減計画下にあり、軍政要員も不足。軍政統治に支障をきたし始めたのです。