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尖閣諸島周辺で海上保安庁の巡視船に中国漁船が衝突した事件で中国人船長の逮捕に抗議する台湾の漁船が14日朝早く、現場の周辺海域に到着しました。

台湾を出港したのは尖閣諸島の領有権を主張する台湾の団体です。この団体は中国漁船の船長が逮捕されたことに抗議していて出港前には海上保安庁に逮捕される事態に発展することも覚悟していると強硬な態度を示していました。

海上保安庁などによりますと漁船は14日朝早く現場周辺に到着。海上保安庁や台湾の巡視船が取り囲む形で並走していましたが午前8時過ぎには台湾に向かって航行をはじめ、海上保安庁では引き続き監視を続けているということです。