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11月の知事選に出馬する意向を固めた仲井真知事は知事選の公約について県議会で可決された「普天間基地の県外・国外への移設を求める意見書を尊重したい」と述べました。

これは8日午後出馬の要請のために県庁を訪れた自民党の県議団に対して仲井真知事が答えたものです。仲井真知事は「県議会が(普天間基地の県外・国外移設を決議していますよね。その主旨と県民の思いを尊重すれば、おのずと方向は出てくると思う」と話していました。

仲井真知事は4年前の選挙では普天間の危険性を早く除去するために県内移設を容認する立場でしたが、政権交代後は県民世論を受けて「県内移設は極めて厳しい」と繰り返し発言。次の知事選では基地問題で立場を変えることになります。

知事選には仲井真知事の他宜野湾市の伊波市長がすでに名乗りを上げていて浦添市の儀間市長を中心とした第3の勢力も独自候補の擁立を目指しています。