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自殺を個人の問題でなく、社会問題として捉え、対策を考えようと31日に那覇市でシンポジウムが開かれました。このシンポジウムは県司法書士会が開いたものです。

講演した「多重債務による自死をなくす会」の弘中照美さんは、多重債務者だったという自らの経験を語り「お金のことは解決できる。一人で抱え込まずに相談してほしい」と呼びかけていました。

このあとのパネルディスカッションでは、自殺は無職者や30代から50代の働き盛りに多いなど、沖縄における原因や特徴と対策が話し合われました。

2009年、県内では過去最も多い406人が自ら命を絶っています。