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28日から始まる全国高校総体に出席するため、27日に沖縄を訪問した皇太子殿下は、国立戦没者墓苑で献花を行いました。

皇太子殿下は27日午後、民間機で那覇空港に到着。市民らの歓迎を受けた後、糸満市摩文仁の国立戦没者墓苑を訪れ、犠牲者の冥福を祈って花を捧げました。国立戦没者墓苑には遺族会の人々が集まり、皇太子殿下は献花の後、集まった遺族の人々一人ひとりに声をかけていました。

また、県平和祈念資料館を訪れた皇太子殿下は、大川芳子館長の案内で2階の展示室を視察。沖縄戦への道、鉄の暴風、地獄の戦場など、5つの展示コーナーを時間をかけて見て回りました。悲惨な沖縄戦を映し出した大型スクリーンの前では立ち止まって映像を見たほか、証言のコーナーでは戦争体験者の証言記録を静かに読んでいました。

皇太子殿下は28日、県総合運動公園で行われる全国の高校生のスポーツの祭典に出席し、開会式で「お言葉」を述べて全国の高校生を激励する予定です。