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2009年度の県内の観光収入は3778億円余りで、2008年度に比べて520億円減少。一人当たりの消費額は過去最低の水準となりました。

県観光商工部によりますと、2009年度に沖縄を訪れた観光客は569万人で、観光客一人当たりが消費した金額は6万6403円にとどまりました。消費額はこれまで7万円台で推移してきましたが、2009年度は6055円落ち込み、統計を取り始めた1972年以降、初めて6万円台の最低の水準になりました。

その結果、県全体の観光収入は3778億3200万円となって、2008年度に比べてマイナス12.1%、額にして520億5000万円減少しました。これは、観光客が4.1%減少し、消費単価も8.4%下がったためで、デフレの影響で商品価格を下げざるを得ない状況が生じたと見られます。