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参院選挙に向けた動きです。候補者擁立で難航していた民主党沖縄県連は参院選の選挙区で独自候補擁立を断念することを決定しました。

民主党沖縄県連は「普天間基地の県外、国外移設」を訴えて那覇市議の1人を参院選に擁立することを党本部に打診していました。しかし、名護市辺野古への移設を決めた党本部と県連との溝が埋まらなかったことや移設問題をめぐって県内では党への批判が高まっていることなどから、14日の常任幹事会で独自候補の擁立を見送ることを決定しました。

新垣幹事長は「基地問題が県民にとって大きな課題でして、そういう意味では、社民党も候補を出しているので、これだと分裂選挙になるんじゃないかということで」と話しました。

これで沖縄選挙区は民主党の選挙区の公認・推薦候補がいない全国で唯一の空白地帯となります。

一方、民主党支援団体の連合沖縄は民主党県連に対し、社民党県連が推薦する山城博治さんを推薦するよう求めていて、民主党県連では今後、どのような共闘ができるか、検討することにしています。