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県の金武教育長が9日朝、普天間基地に隣接する小学校を訪れ、アメリカ軍機の騒音や飛行ルートを直接、確認しました。県の金武正八郎教育長が視察に訪れたのは普天間基地の真横にある普天間第二小学校です。

知念春美校長は校舎の屋上でアメリカ軍機の騒音が絶えず授業が頻繁に中断することや、宜野湾市では12の小学校のうち5つの学校でアメリカ軍機の墜落を想定した訓練を実施していることを説明しました。

視察の最中にもアメリカ軍機は校舎の真上を飛び回り、教育長も異常な学習環境を実感している様子でした。

金武正八郎県教育長は「子ども達の命を守ることが大事。ここにまた飛行機が落ちたら大変なことですので、やはり出来ることはしっかりと米軍に要求していく、行政としてやるべきことはみんなでしっかりやらなくては」と語り、基地所在市町村と連携して学校上空での飛行や旋回をやめるようアメリカ軍に強く要請する方針を示しました。