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ミドリイシサンゴの大群集の確認や豊かな渓流・湿地など久米島の自然環境が注目されています。その自然環境を守る活動を通して地域の活性化をはかろうと31日、WWF・世界自然保護基金と久米島町とが連携して取り組む協定書を交わしました。

この協定は、WWFがサンゴの大群落やラムサール条約に登録された湿地など、生物の多様性が豊かな久米島町と連携して、環境の保全活動を通した地域活性化のモデルをつくろうと締結されたものです。

31日に那覇市で開かれた締結式でWWFジャパンの樋口事務局長は「地域の人が地元の自然環境の価値を意識して守っていくことが地域活性化につながる」と挨拶しました。

WWFは来月から2年半のあいだ、久米島町に様々な分野の専門家を派遣するなどし、赤土などの環境問題の解決策や貴重な自然環境の保全策について話し合い、環境保全を地域から発信していくモデルを久米島町と連携しながら構築していくことにしています。