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鳩山総理は名護市で北部12市町村長と会談し日米安保や日米同盟の重要さを挙げて理解を求めました。

会談が開かれた名護市の万国津梁館には県内移設に反対する多くの市民が詰めかけました。ある市民からは「あまり沖縄の住民を馬鹿にするなと言いたいわけ」という声や「もういい加減にして下さいというね、結局鳩山さんは官僚もなにも変えられなかった」という怒りの声が聞かれました。

北部12市町村長との懇談では冒頭稲嶺市長が「ようこそ名護市へ、という心境にはならない」と断固県内移設を反対する意思を示しました。

会談は昼食をとりながら1時間あまり行われ鳩山総理は「かつては辺野古の海を埋め立てさせないと言っていたが、残念ながら日米安保や同盟の重要さから皆さんの気持ちには添えない」と理解を求めました。

懇談後記者団の質問に答えた稲嶺市長は「実現可能性というのは0に近い。今更再び戻ってきてもとてもじゃないけど怒りを禁じえないというのが正直なところですね」と語りました。