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今日は去年の全国総体で優勝、今年は2連覇を狙う柔道女子48キロ級の饒平名知子さん、女の子らしい意外な一面も見せてくれました。

今年の総体、柔道48キロ級優勝候補筆頭、沖縄尚学3年の饒平名知子さん。去年8月、全国大会初出場にして初優勝。全国総体での女子柔道の優勝は県勢初、歴史を開く快挙となりました。

饒平名さん「うれしさもあったんですけど、びっくりの方が大きかったです」

ダークホースとして出場した全国総体。彼女の実力はその後の大会でも証明されます。20歳以下ジュニアの日本代表として出場したベルギー国際でも見事優勝を果たしたのです。

真喜志監督は彼女の強さを技をしかけるタイミングの良さと投げられない柔道にあると語ります。

真喜志監督「相手にいいところを出せないで、自分だけいいところを出す。それを積み重ねてきましたので」

饒平名さんの優勝はチームに相乗効果を与えています。

玉木さん「知子が優勝していなかったら自分もベスト8で満足していたと思う。知子が優勝してとってもいい刺激を受けました」

今年の目標は、団体でも優勝を勝ち取ることです。

普段は学校内の寮で同じ柔道部の下地さんと生活する饒平名さん。

饒平名さん「趣味?音楽聴くことです、毎日聞いてます。AKB48の『会いたかった』があるじゃないですか、踊りを研究してます、ははは」

普段はかわいらしい女の子です。そんな饒平名さんに寮に飾っている色紙を見せてもらいました。

饒平名さん「これが入学のときに描いた色紙です。これが最近書いた色紙です」3

今年、日本一の文字に付け加えた「精神面」の文字。

饒平名さん「追われる立場になったから、その分気持ちで負けないっていうことを意識して書きました。勝ちたい気持ちは誰にも負けません!」

地元開催そして2連覇が期待される美ら島総体去年とは違うプレッシャーを感じることも覚悟。その準備はできています。

饒平名さん「1番は自分の柔道をやること、県民のみなさんに感動を与えられたらと思います」