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大きな局面を迎えている普天間基地の移設問題について、2人の作家が公開討論会を開きました。公開討論を開いたのは元新聞記者の野里洋さんと沖縄をテーマにした作品を多く発表している奥野修司さんです。

野里さんは「この問題を今月中に解決出来ず、総理が辞任したとしても、沖縄にとってプラスは何もない」と述べました。また、奥野さんも「東京では普天間問題は鳩山内閣が退陣するかどうかの政局の問題として扱われている」と話しました。

奥野さんによると、アメリカ兵1人に駐留先の国が支払う金額はドイツが100万円、韓国が200万円に対し、日本は1200万円と圧倒的に多く、この手厚い思いやり予算が日本にこだわる一番の理由だと説明していました。