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沖縄戦の悲惨さを伝える防空壕やガマなどを文化財として保存してもらおうと、22日に市民グループが県議会に要請を行いました。

県議会を訪ねたのは1フィート運動の会のメンバーで、県内各地に残っている沖縄戦当時に使われた防空壕や砲台、ガマなどを文化財として指定し、保存するよう求めました。

県教育委員会によりますと県内では南風原町の南風原陸軍病院壕や渡嘉敷村の集団自決跡地など、6ヵ所が市町村から文化財として指定されていますが、県が戦争遺跡を文化財として指定した例は一つもないということです。

1フィート運動の会では重要な戦跡の多くが既に開発などで破壊され消失していると指摘。「文化財として指定し、大切に保存すべきだ」と訴えています。