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牛や豚など家畜の伝染病である口蹄疫に感染した疑いのある牛が宮崎県で確認されているのを受け、22日、県が緊急の対策会議を開きました。

宮崎県ではおととい20日、口蹄疫に感染した疑いのある牛が3頭見つかり、続けて21日も2つの別の農場から同じ症状のある牛が見つかりました。

22日の緊急の対策会議には家畜保健所や経営者協会獣医など、関係団体の代表およそ30人が参加。宮崎県からの情報を確認し、防疫対策について話し合いました。

会議では、当分の間、県外からの家畜や飼料の入荷を自粛することや畜舎への出入り時の消毒の徹底が確認されました。

農林水産部家畜課池村薫班長は「口蹄疫は人には感染しません。また感染した肉が市場に出ることはありません。県内の食肉等は安全なので安心していただきたい」と話していました。

宮崎や隣の鹿児島ではセリが停止されていて、県内でも鹿児島から4月に予定されていた肉牛の導入を見合わせたことなどから、今後県内の市場にも影響が出そうです。