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65年前の4月2日、集団自決で80人余りが亡くなった読谷村のチビチリガマで3日慰霊祭が行われました。

慰霊祭には、遺族などおよそ30人が参加し、祭壇に線香や重箱をお供えして、手を合わせました。1945年の4月2日、アメリカ軍が上陸した読谷村のチビチリガマでは敵からの残虐な仕打ちを恐れた住民たちが集団自決を図り、83人が亡くなりました。

チビチリガマ遺族会の与那覇徳雄会長は「今生きている皆さんが、戦争は嫌だと、みんなで声をかけることを、願うために、またみんなに声を出してもらいたいと思っています」と話しました。

また、読谷村では4月25日に「普天間基地の県内移設に反対する県民大会」が開かれることから遺族会では戦争につながる基地を撤去するためにも成功させたいと話していました。