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普天間基地の移設問題について仲井真知事は1日夜平野官房長官と会談しましたが具体的な政府案は示されず、知事は「不満を感じた」とのべました。

上京中の仲井真知事は平野官房長官と今月1日の夜2時間余り会談。このなかで平野長官は、「移設案をアメリカ側に打診している」と状況を説明しましたがシュワブ陸上部へのヘリ部隊の移駐や、勝連沖の埋め立て案、鹿児島県徳之島への移設など地名をあげた具体的な政府案は示されなかったということです。

知事は「公約通り県外移設にむけ取り組んでほしい」と伝えたということですが会談後の記者会見で「政府案というのは我々は聞いてない。

具体的にどういう内容でどんなものかそういうのがある程度まとまったら(地元に)ちゃんと説明して下さいと申し入れただけです」と述べました。仲井真知事は2日午後、北沢防衛大臣とも面談します。