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2009年度は3月31日まで。県庁など官公庁では退職者の辞令交付式が行われました。このうち県庁では、知事部局の定年退職者191人と勧奨退職者25人に、仲井真知事から退職辞令が交付されました。

退職者は「少しほっとしたような気持ちがしますね」「琉球政府代から沖縄県に変わったことが思い出にありますね」と話しました。

この後、職場の同僚や家族らが花束を贈り、労をねぎらうとともに門出を祝っていました。また、基地問題や沖縄振興などを担当した県の仲里全輝副知事も31日に退任です。

辞令交付式で、仲井真知事は「仲里副知事には難しい問題の解決に当たってもらい、全職員の力を引き出していただいた。長い間ご苦労様でした」と労をねぎらいました。

これに対して仲里副知事は、「知事には今後とも新しい支えの下で、県民福祉の向上に取り組んでいただきたい」と述べました。仲里副知事は2006年12月、仲井真知事誕生に伴い副知事に就任。これまで3年余りにわたって基地問題や沖縄振興、21世紀ビジョンの策定などにあたってきました。