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卒業シーズン。琉球大学でも23日、およそ1500人が学び舎を後にしました。しかし、就職先がまだ決まらず不安を抱えたまま式を迎えた学生も多かったようです。

卒業式では8つの学部であわせて1475人が卒業証書を受け取りました。このうち4年前にできた観光産業科学部は初めて、39人の卒業生を送り出しました。

卒業生は「囲碁部にいて、将棋しかさしていなかったことが衝撃の大学生活だった」「琉球大学フィルハーモニー交響楽団という学生のオーケストラに入っていて、毎日とても楽しかったです」と話していました。

琉球大学でも長引く不況の影響を受け、就職先が決まっている学生は2009年を大きく下回っていて、ここ数年は大学院に進学する学生や留学する学生が増加しているということで、学生の親の負担も大きいようです。