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11日未明、うるま市の県立中部病院にアメリカ軍の物と思われる大型車両など2台が侵入し、縁石などを壊して走り去りました。

県立中部病院の防犯カメラの映像には、午前0時34分、出入り口の自動ドアの向こうに大型車両のヘッドライトが近づいてきて、通過する様子が映っています。

車が現れて姿が消えるまでおよそ10秒もかかっていて、車両の大きさが想像できます。その後、車両の方向に向かって走っていく人の姿が映っています。

県病院事業局などによりますと、11日午前0時34分、県立中部病院の敷地内にアメリカ軍の車両と思われる2台が侵入。そのうち1台はトレーラーで、縁石を乗り越えて芝生を傷つけながら正面玄関前のロータリーを一周して走り去りました。その後、警備員が確認したところ、ガードレールの一部が破損していたり、縁石が割れるなどの被害があり、警察に通報しました。

県警では、道路交通法違反の疑いでアメリカ軍にその時間帯に現場を走っていた車両があったかを聞くなどして、車両の特定を急いでいます。

一方、アメリカ軍はQABの取材に対し「海軍のものではない。海兵隊については調査中」とコメントしています。