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世界の優れた環境映像を集めたアジア最大の環境映画祭が5日から7日の3日間にわたって東京で開かれ、QABが制作した「サンゴが消える日」がアースビジョン賞を受賞しました。

沖縄からの入賞は初めての快挙です。アースビジョン・地球環境映画祭は、環境サミットがブラジルで開催された1992年以来続いているアジア唯一の環境映像コンクールです。

生物多様性条約締約国会議「COP10」が今年、名古屋で開催されることもあって関心も高く、これまでよりも多い17の国と地域から146の作品がエントリーしました。

このうち入賞した9作品が3日間にわたって上映され、最終日の7日に行われた表彰式では、危機的な状況にある沖縄のサンゴの現状をとらえたQAB制作の「サンゴが消える日」が、アースビジョン賞を受賞しました。

目を覆いたくなる現実を告発しただけでなく、沖縄の先人たちの暮らしやサンゴの移植に希望を見出している点が評価されました。