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旧暦1月1日の2月14日、宮古の池間島では一年のはじまりの祭祀行事が行われました。場所は島で最も神聖な「ナナムイ」、通称、オハルズ御嶽です。

一年の始まりにあたる旧正月の14日、島の祭祀行事を取り仕切る「ツカサンマ」の引継ぎ式と、御願が行われました。池間島ではおよそ3年前から5人のツカサンマのうち1人が欠員となっていたため、ほとんどの行事が出来なかったということです。

朝早くから始まった儀式では、新しいツカサンマ達が、「アニンマ」と呼ばれる先輩達から手ほどきを受けながら行事を進めていました。

そして最後は一緒になって神様に歌と踊りを奉納します。奉納が終わると行事は終了。3年間の任期を終えたアニンマが去り、3年ぶりにそろった5人のツカサンマが今後、祭祀行事の取り仕切り役を担います。