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65年前のきょう、第32軍沖縄守備軍は、兵力配置の変更を開始します。

第32軍沖縄守備軍は、本島各地に配置されていた全ての兵力を首里を中心とした南部地域に移動。これまで重要施設として整備を続けてきた北飛行場(読谷飛行場)と中飛行場(嘉手納飛行場)も放棄することとなった。

敵が上陸した場合、可能な限り時間稼ぎの戦闘を行えるよう、南部で集中的に迎え撃つのが目的である。

軍参謀長は65年前のきょうの新聞で、敵が上陸した場合県民の採るべき方法はとのインタビューに「軍の指導を理屈なしに素直に受け入れ、全県民が兵隊になることだ」「一人十殺、これでゆけ」と答えています。

本土からの援軍もなく、兵力の数にも限りがある中、地上戦は刻々と近づいてきます。