2010年1月22日 18時36分

2010名護市長選挙 終盤情勢

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名護市長選もいよいよあさって投票となります。基地問題、振興策、街づくりと多くの争点があり、新人の稲嶺進さんと現職の島袋吉和さんが激しく競り合っています。担当の金城記者です。金城さん、選挙も終盤戦に入って両候補の運動はどうなっていますか?

金城記者「稲嶺さん、島袋さんともに運動の重点を有権者の多い名護の市街地に絞って支持を訴えています。稲嶺さんは新人ということもあって、選挙前には300ヵ所以上回って支持を訴え、終盤戦は市街地で基地問題と新たな北部振興策による街づくりを訴え、懇談会なども精力的にこなしています」

稲嶺進候補「新しい政権は70億円の北部振興策を新年度予算に計上すると申し上げております。これまでの防衛省と絡んだ基地絡みの振興策ではなく、市町村が有効に使える」

島袋さんの運動は?

金城記者「選挙カーで回る稲嶺さんに対し、島袋さんは早朝の街頭演説をした後は、対照的に企業周り、地域懇談会、ミニ集会など、マスコミの取材に応じる間もないほどぎりぎりの日程を数多くこなしています。現職だけあって街頭よりは集会で支持を訴えるという戦術です」

島袋吉和候補「企業誘致をし、若者に企業の働く場を与えると言う観点から、名護市の7万人に向けて今、一歩一歩進めているところであります。行政は継続です」

稲嶺さんは市政刷新を訴え、島袋さんは姿勢の継続を訴えての選挙戦ですが、終盤に来て両候補はどう手応えを感じているのでしょうか?

金城記者「稲嶺さん、島袋さんに聞いてありますのでご覧下さい」

稲嶺進候補「すごいものがあります。頑張れ、みんなで変えよう、新しい名護をつくろう、そういう声は日増しに大きくなっています。基地問題については浸透して、絶対に造らないといっていますから、そのことについては十分理解して頂いているものと思っています。ばっちりいけます。頑張って必ず勝ちます」

島袋吉和候補「我々陣営は基地問題じゃなく、雇用の創出や経済の問題が大きいんだと。また医療・福祉の問題が大きいということを言っておりますから、かなり浸透してきているのかなと思っています。精一杯政策を訴えて、市民に対して支持を得ながら頑張るしかないと思っています」

両候補とも手応えを感じ取っている様子ですが、終盤の情勢はどうなっているんでしょうか?

金城記者「稲嶺さんは三原出身で、東海岸地区から市長をということで、東海岸地域はほぼ固めました。そして社民、社大、民主、共産、国民新党の各政党の市議団、県議団が連日市街地を遊説し、無党派層の取り込みに全力を挙げています。これに一部保守系市議団が、従来の保守票に食い込んでおり、全体的に運動の広がりを見せています」

島袋さんはどうでしょうか?

金城記者「島袋さんは選挙運動は市街地、いわゆる企業票の獲得に全力を挙げています。政権交代で政府とのパイプを閉ざされた島袋さんにとっては建設業界の島袋離れが不安材料です。その業界をつなぎとめるため、元市長の比嘉鉄也さんと共に支持者周りを徹底しています。また無党派層対策は、保守系市議団や自民党県議団の応援を得て、豊富な運動量を展開しています。期日前投票対策も順調で、運動の拡大を図っています」

金城記者「両陣営の激しい戦いは、投票日までもつれ込みそうです」

基地と振興策、市民の生活など多くの課題が争点となっています名護市長選は、あさって投票を迎えます。

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