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沖縄はまだ外国人観光客が旅行しやすい環境は整っていないようです。台湾からの留学生が20日、一人旅の設定で空港から首里へ向かいましたが、思わぬ珍道中となりました。

これは外国人がひとり歩きできる環境の整備を目指して沖縄総合事務局が初めて実施した調査で、琉球大学で日本語を勉強している台湾からの留学生、林育任さんがモニターとして参加しました。

林さんは、まず那覇空港の国際線ロビーで両替しようとしますが、案内所の表示を見てもピンとこない様子。中国語での表記とは違う日本語の漢字の「両替所」では意味が分からなかったそうです。林さんは、「一番の問題は外国人向けの案内所や中国語の説明が非常に少ないこと」と話していました。

また、沖縄都市モノレールでは外国語のアナウンスが英語以外無いため、どこを走っているのか分かり辛く落ち着かない様子でした。

沖縄を訪れる外国人観光客の数は年間25万人。このうち個人旅行はその2割程度で、沖縄を国際的な観光地にしていくためにはまだまだ改善が必要のようです。