※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

65年前のきょうは軍部と内閣が会議を開き、本土決戦に備え沖縄にアメリカ軍が上陸した場合は、徹底的抗戦することが決められた日です。

最高戦争指導会議は、首相と外務大臣、陸海軍各大臣と陸軍、現場トップの参謀総長。海軍、現場トップの軍令部総長の6人で構成され、戦争の政策を決めるものです。この他、重要な案件では、当時の憲法で軍の最高指揮権を持つ天皇が臨席する「御前会議」が行なわれました。

65年前のきょう、最高戦争指導会議は「本土決戦即応態勢の確立」などを定めた「戦争指導大綱」を決定。千島列島、小笠原諸島、沖縄本島以南、そして台湾などにアメリカ軍の侵攻した場合出来る限り、抗戦し敵の出血を図りつつ、本土決戦に備え軍備を整える事と指示しています。