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ワシントンでアメリカの下院議員らと懇談した社民党の阿部知子政審会長は15日(現地時間14日夜)、普天間基地の移設について「この問題が日米関係を揺るがすと思っている人はいなかった」と述べました。

社民党の阿部政審会長は、下院議員やその補佐官に対して日米で合意した普天間基地の移設計画が遅れている理由を説明。政権が交代したことや、沖縄で当選した国会議員全員が名護市辺野古への移設に反対していることを伝えました。そして、日本政府があらためて辺野古に決めた場合、さらに年月がかかり、移設問題は絶望的になると伝えたということです。

15日の記者会見で阿部政審会長は「(米国議員らは)この(普天間基地)問題が日米関係を大きく揺るがすとか、そういう風には思っていないということもわかった」と述べました。

また普天間基地の移設について阿部政審会長は、新たな基地を造らず、現在ある施設を利用する形で県外や国外を模索する考えを示しました。