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県内で初めて性犯罪を裁く裁判員裁判は2日目です。裁判員は積極的に発言しました。強姦致傷の罪に問われている堀憲一郎被告(24)の2日目の裁判員裁判では、被告の妻や母親の証人尋問と被告本人への尋問がありました。

事件当時の深酒のため、被告は事件の記憶がないと話す一方、事件の原因については「仕事上なかなか帰宅できなかったストレス」などと語りました。

これに対し、若い男性の裁判員は「どうか自分と向き合って、深く考えて答えをお願いします」と厳しい表情で諭し、若い女性の裁判員は「自分の気持ちをもっと素直に出してくれたらよかった」と不満を漏らしました。

検察の懲役5年の求刑に対し、弁護側は執行猶予付きの判決を求めました。判決は15日午後3時の予定です。