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岡田外務大臣とアメリカのクリントン国務長官が12日午前(日本時間13日未明)にハワイで会談し、クリントン長官は、あらためて名護市辺野古への現行計画の履行を求めました。

岡田外務大臣とクリントン国務長官はハワイでおよそ80分に渡って会談。この中でクリントン国務長官は、北朝鮮の拉致問題を自ら持ち出すなど、日本側への配慮を見せました。しかし普天間基地の移設問題については「日米で合意した現在の案が前に進む最善の道だ」と述べ、あくまでも辺野古計画にこだわる姿勢を示しました。

これに対し岡田外務大臣は、「5月までにきちんと結論を出して日米同盟への影響が最小限に済むようにしたい」と述べるに留まりました。

この会談を受けて鳩山総理大臣は13日、「当然、アメリカ側からすれば今の現行案がベストだと思っているのだろう。しかし、沖縄県民のことを考えながら、我々としては検討委員会で議論を始めているところだ」と述べました。そして「アメリカ政府も沖縄県民も納得できる結論を出せると信じている」と述べました。