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名護市の新春の集いが4日に開かれ、24日に実施される市長選挙に出馬を表明している2人も出席し、早くも前哨戦が展開されました。

名護市の新春の集いには市民や企業、各種団体などからおよそ1500人が参加し、祝いの言葉を交わしていました。年頭のあいさつに立った島袋吉和市長は、「ことしは名護市の市政40周年の節目で、経済・雇用など名護市が抱える問題の解決に取り組む」と話し、普天間基地の移設については「国の方針が早めに示されるよう望む」と述べました。

このあと島袋市長は記者の質問に、「国がどのような方向を定めるかということですから、それを受けてしっかり地元の皆さん、県の皆さんと相談しながら対処していきたい」と述べました。

会場には現職に挑む稲嶺進さんの姿も。挨拶周りの途中、2期目を目指す島袋市長と遭遇し、ライバル同士が握手を交わす光景も見られました。

このあと稲嶺さんは記者の質問に、「私の声明文でも約束した通り、辺野古の海に基地は造らせませんというスタンスで、これは最後までしっかりと訴えていく」と述べました。