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公明党の山口代表が18日に沖縄を訪れ、普天間基地などを視察しました。移設方針について結論を先送りした鳩山新政権を「展望がない」と強く批判しました。

公明党の山口那津男代表は就任後初めて沖縄を訪問。仲井真知事と会談し、普天間の移設問題について結論を先送りした鳩山政権を痛烈に批判しました。

山口代表は「我々は東京で新政権の対応を見ていて、なかなか結論に至らずに先送りしているような、しかも展望が定かでない、展望なき先送りに見える」と話しました。

このあと代表は宜野湾市に移動し、普天間第二小学校から基地を視察しました。知念校長は「これが滑走路ですからどうしても路上や校舎の上をヘリや輸送機が飛んでいきます」と説明。ヘリや輸送機の墜落事故を想定した避難訓練も実施されているなどの説明を受け、山口代表は「今の政府が移設を決断できるよう、皆さんの声を国会に届けます」と答えていました。

のあと、名護市の島袋市長と面談した山口代表は「鳩山政権は沖縄県民や名護市民の思いを弄んでいる」として、国は責任を持って方向性を示すべきだと述べました。山口代表はこのあと名護市辺野古を視察、地元の区長らと意見交換に臨みました。