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12月15日に沖縄で初めての裁判員裁判が開かれるのを受け、この制度の廃止を訴える市民グループが抗議行動を行うことになりました。

県庁では11日元教師や弁護士などで作る市民グループが会見を開き、裁判員制度の廃止を訴えました。

2009年8月に東京地裁で開かれて以来、全国で開かれている裁判員裁判。しかし、裁判員候補に選ばれても「人を裁きたくない」「責任が重過ぎる」といった理由から辞退を希望する人が続出しているほか、裁判の展開があまりにも早いため、正しい判断ができないなどの指摘があがっていています。

市民グループでは「制度は破綻している」と訴えていて、県内で初めて裁判員裁判が開かれる12月15日には裁判所前で朝から抗議行動を行うほか、夕方には反対集会を開くことにしています。