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沖縄防衛局は10月、嘉手納基地からの騒音を調査し、騒音が減少したという統計を公表しました。

沖縄防衛局は10月2日から9日まで嘉手納基地を離着陸する戦闘機の騒音を測定し、その結果、1日当たりの騒音の発生回数は平均で85回と2008年と2009年を大きく下回ったと発表しました。

この期間は嘉手納基地に所属するF15戦闘機の訓練が茨城県の百里基地に分散移転されていて沖縄防衛局としてはその騒音軽減の効果を示す狙いもあったと見られます。

しかし、嘉手納町の基地渉外課によりますと10月6日と7日は台風が沖縄に接近中で、飛行訓練はほとんど行われていなかったと説明。騒音の発生回数が全体的に少なかったのは当然だと述べ、防衛局との認識の違いを示しました。